
2025/11/27
結論から言うと、結婚相談所の「成婚率」は算出方法しだいで10%にも50%にもなります。数字の大小を比べる前に「何を分母にした数字なのか」を確認することが、成婚率との正しい付き合い方です。
この記事では、成婚率の算出方法のカラクリを整理したうえで、業界最大手IBJが公開する「成婚白書2024年度版」の年代別・地域別データと、データから見える「成婚する人の共通点」を解説します。IBJ正規加盟店であるリングベル編集部がお届けします。
「成婚率」には業界共通の定義がありません。同じ相談所でも、何を分母にするかで数字はまったく変わります。代表的な算出方法は次の3つです。
つまり「成婚率◯%」という数字は、定義を確認しないかぎり相談所同士の比較には使えません。この前提を押さえたうえで、業界最大級のデータを見ていきましょう。
IBJが2024年の成婚退会者15,374名のデータを分析した「成婚白書2024年度版」では、年齢層別・男女別の成婚率が公開されています。ここでの成婚率は「成婚者 ÷(成婚者+退会者)」の退会者ベースです。
年齢層 | 男性 | 女性 |
〜29歳 | 42.5% | 36.4% |
30〜34歳 | 49.0% | 35.8% |
35〜39歳 | 46.2% | 30.3% |
40〜44歳 | 39.0% | 22.5% |
45歳〜 | 23.6% | 15.7% |
※出典:株式会社IBJ「成婚白書2024年度版」(2024年の成婚者15,374名・退会者ベースの成婚率)
データから読み取れるポイントは3つあります。
なお、2024年のIBJグループ全体の成婚組数は16,398組で、これは同年の日本の婚姻件数の約3.3%(約30組に1組)にあたります(白書の分析対象15,374名とは集計範囲が異なります)。
同じ白書の地域別データでは、都市部の男性の成婚率が40.9%と、地方の男性(31.7%)を9.2ポイント上回ります。会員数が多い都市部のほうが、男性はお見合いが組みやすいことがうかがえます。
一方で女性は、地方の30代前半で37.4%と、同年代の都市部(35.3%)をむしろ上回ります。地方在住だから不利、とは一概に言えません。オンライン完結型の相談所を使えば、居住地に関係なく都市部と同じ会員基盤で活動することもできます。
成婚白書2024では、成婚して卒業した人とそうでない人の行動の差も分析されています。
共通するのは「行動量」と「情報開示」です。成婚率は相談所から与えられる数字ではなく、申込・お見合い・振り返りのサイクル(PDCA)を回した人が自分で引き上げていく数字だということが、データからはっきり読み取れます。
婚活を始める際に設定した条件が、実は成婚の妨げになっているケースは少なくありません。活動を続ける中で「これだけは譲れない」という条件と「柔軟に考えられる」条件を整理し直すことが重要です。
条件を増やしすぎると出会いの機会が減少するため、本当に大切な2~3つの条件に絞り込むことをおすすめします。実際に会ってみると、条件には当てはまらなくても相性が良いケースは多々あります。
前述のとおり、成婚者のお見合い申込数は退会者の男性約4倍・女性約2.5倍です(IBJ成婚白書2024)。受け身の姿勢では成婚のチャンスを逃してしまうため、以下の行動を心がけましょう。
申込数の上限が大きい相談所を選ぶことも、行動量を確保するうえで重要です。
経験豊富なカウンセラーは、多くの成婚事例を見てきたプロフェッショナルです。自分のペースで進めたい気持ちもわかりますが、プロの視点からの助言は成婚への近道となります。
特にプロフィールの書き方や相手へのアプローチ方法など、第三者の客観的な意見が活きる場面では、素直にアドバイスを取り入れることで成婚率が高まります。
外見や内面の魅力を高める努力は、年代を問わず婚活の重要な要素です。清潔感のある服装、適度な運動習慣、趣味や教養を深めるなど、自己投資を惜しまない姿勢が相手への好印象につながります。
希望条件に完全に合致しない相手からのお見合い申し込みも、まずは会ってみることをおすすめします。実際に話してみると意外な共通点が見つかり、成婚に至るケースも多いのです。
結婚相談所によって「成婚」の定義は異なります。プロポーズ成功時を成婚とする場所もあれば、真剣交際開始や宿泊を伴う旅行を成婚とする場合もあります。また、成婚率の算出方法も「成婚退会者数÷総会員数」や「成婚退会者数÷全退会者数」など様々です。
高い成婚率を謳っている結婚相談所でも、定義や算出方法が異なれば単純比較はできません。入会前に必ず成婚の定義と算出方法を確認し、納得した上で判断しましょう。
結婚相談所のサポート体制は、成婚への道のりを大きく左右します。確認すべきポイントは以下の通りです。
仕事が忙しい方は、オンライン相談やLINEでの気軽な相談ができるかも重要なチェックポイントです。
会員数が多ければ出会いの機会は増えますが、同時に会員の質も確認が必要です。自分の希望する年齢層や年収、学歴などの条件に合う会員がどの程度在籍しているかを事前に確認しましょう。
大手結婚相談所では、無料カウンセリング時に実際の会員データを見せてもらえることもあります。自分の希望条件でどれくらいの相手候補がいるかを具体的に把握することで、入会後のミスマッチを防げます。
公式サイトやパンフレットに料金が明記されているか、追加費用が発生する条件は何かを必ず確認しましょう。入会金、月会費、お見合い料、成婚料など、1年間の活動で総額いくらかかるのかを試算することが大切です。
料金が安いという理由だけで選ぶのではなく、サポート内容とのバランスを見て、コストパフォーマンスが良いかを判断しましょう。
相談所選び全体の手順は「結婚相談所の選び方完全ガイド」にまとめています。
参考までに、リングベル編集部が運営するオンライン完結型結婚相談所リングベルの実績も、算出方法とあわせて公開します。
リングベルの成婚率は54.0%(※1)で、成婚退会者のうち89.5%(※2)がご入会から1年以内に成婚退会しています。
算出は「退会された方に占める成婚退会者の割合」で、IBJ成婚白書と同じ退会者ベースの考え方です。前に進めるPDCAを重視した設計で、月100件規模のお見合い申込とLINE相談の無制限対応により、成婚白書が示す「行動量の確保」を仕組みで後押ししています。
年代ごとの相談所の選び方や活動のコツは、それぞれ専用の記事にまとめています。
業界共通の定義がないため「平均◯%」と一概には言えません。目安として、IBJ成婚白書2024の退会者ベースでは男性30〜34歳で49.0%・女性〜29歳で36.4%など、年代・性別によって15.7〜49.0%の幅があります。在籍会員ベースの調査(経済産業省・2004年)では1年以内で男性8.4%・女性10.1%と、算出方法しだいで数字は大きく変わります。
成婚率はあくまで過去の実績であり、入会すれば自動的にその確率で結婚できるという数字ではありません。データ上、成婚を左右する最大の要因は本人の行動量(お見合い申込数)です。数字の高さよりも「行動量を確保できる仕組み(申込数の上限・サポート体制)があるか」を基準に選ぶことをおすすめします。
公表の有無だけで判断する必要はありません。定義がバラバラな以上、公表された数字にも比較可能性の限界があります。無料相談で「成婚の定義」「算出方法」「直近の実績」を直接質問し、具体的に答えてくれるかどうかを信頼性の判断材料にしましょう。
ご自身の条件でどのくらいの出会いが見込めるかは、無料のスペック診断で客観的に把握できます。

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