
「一度は交際終了。それでも、もう一度この人を選びたかった」
結婚に真剣な出会いの場で見つけた、条件を超えて人生をともにしたい相手
No.23 Tさん(28)×Sさん(35)
ご成婚まで168日
Sさん | Tさん | |
|---|---|---|
年齢 | 35歳 | 28歳 |
職業 | 士業 | 医療系企業 営業職 |
活動した相談所 | 別の結婚相談所 | リングベル |
- 婚活を始めたきっかけ── 一人でも幸せ。でも、その先の人生を誰かと歩みたい
- マッチングアプリではなく結婚相談所を選んだ理由
- リングベルを選んだ理由── 自分の意思を尊重してもらいながら活動できる場所
- 会えることが決まっているから、目の前の相手を知ることに集中できる
- 「一人で進めたい。でも、一人きりは不安」── Tさんにリングベルが合っていた理由
- プロフィール写真から人柄が伝わってきた── お見合い前から気になっていた存在
- 初対面から、もっと話していたかった── 閉店まで続いた3時間のお見合い
- 一度離れて初めて、この人を失いたくないと気づいた
- 言葉にできなかった思いをつないだ、リングベルのサポート
- 指輪選びであらためて感じた、私を大切にしてくれる人
- 少し不器用なくらいが、私たちらしいプロポーズ
- 結婚するためではなく、「この人と結婚したい」と思える選択を
婚活を始めたきっかけ── 一人でも幸せ。でも、その先の人生を誰かと歩みたい
婚活を始めたきっかけを教えてください。
Tさん
婚活を始めたきっかけの一つは、長くお付き合いしていた方との別れでした。
ちょうど自宅の契約更新も半年後に迫っていて、「このまま、また2年間一人で暮らすのかな」と考えたんです。
当時は、仕事もプライベートも充実していました。自分の家も、一人で過ごす時間も好きで、「一人でも十分幸せに生きていける」と本気で思っていたんですよね。
それでも、ふと立ち止まったとき、一人で得られる幸せには、どこかに天井があるのかもしれないと感じました。
私にとって、家族はとても大切な存在です。これまでは親に守ってもらう立場でしたが、自分にも守りたいと思える人や、大切にしたいパートナーがいたら、人生はもっと豊かになるのではないか。
自分が育った家庭は、私にとって理想の家族像です。今度は自分自身が、新しい家族をつくっていきたい。
そう考えたことが、結婚に向けて動き始めたきっかけでした。
Sさん
結婚したいという気持ちは、以前から持っていました。
ただ、私は大学院の博士課程に在籍していたため、社会人として働き始めたのが29歳と比較的遅かったんです。
働き始めた当初は収入にも自信がなく、「今の自分が婚活をしても難しいだろう」と考え、なかなか行動には移せませんでした。
その後、転職によって収入が上がり、実家を出て一人暮らしを始めました。仕事や生活の基盤が整い、「今なら、きちんと婚活に向き合える」と思えるようになったんです。
私自身、家族仲の良い家庭で育ちました。将来は自分も家庭を持ち、できれば子どもにも恵まれた生活を送りたい。
生活基盤が整い、自分なりに将来へ自信を持てるようになったことが、本格的に婚活を始める後押しになりました。
マッチングアプリではなく結婚相談所を選んだ理由
なぜマッチングアプリではなく、結婚相談所を選ばれたのでしょうか。
Tさん
私の両親は、お見合いをきっかけに結婚しています。
ですので、私にとってお見合いや結婚相談所は、昔から自然な出会い方の一つでした。
周囲からマッチングアプリを利用した話を聞く中で、プロフィールに書かれている年齢や年収などが、本当に正しい情報なのか分からないことに不安を感じていました。
また、実際に会えたとしても、お相手に結婚願望があるのか、どのくらい真剣に将来を考えているのかは分かりません。
その状態から結婚につながる相手を見極めるには、かなりの時間と労力がかかると感じていたんです。
自然な出会いから恋愛をして、結婚することも素敵だと思います。
一方で、それなら身元が確認され、最初から結婚という目的が一致している場所で、短期間に多くの方と出会う方が自分には合っていると考えました。
少し合理的すぎるかもしれませんが、私の中では「時間をお金で買う」という感覚に近かったんです。
できるだけ遠回りをせず、最短ルートで結婚に向けて進みたい。その思いから、結婚相談所を選びました。
Sさん
私も、婚活をするなら結婚相談所が自分には合っていると考えていました。
マッチングアプリを利用した経験もありますが、時間をかけてメッセージのやり取りをしても、実際に会えるとは限りませんでした。
プロフィールに書かれている内容が、どこまで正しいのか分からないことにも不安がありましたね。
その点、結婚相談所では独身証明書や収入証明書などが提出されています。お互いが「会ってみたい」と思えば、長いやり取りをせずにお見合いへ進めることも大きな違いでした。
あと、私には将来的に実家の農業に関わる可能性があったんです。
当時は東京で生活していましたが、将来は地方へ移るかもしれません。婚活においては、決して有利な条件ではないと考えていました。
だからこそ、その事情を後から伝えるのではなく、最初から知ったうえで、「それでも一度会ってみよう」と思ってくださる方と出会いたかったんです。
将来の可能性や、相手にとっての懸念点まで正直に伝えたうえで、お互いが判断できる結婚相談所の仕組みが、自分には合っていると感じました。
リングベルを選んだ理由── 自分の意思を尊重してもらいながら活動できる場所
リングベルを選んだ決め手は何でしたか。
Tさん
リングベルを選んだ理由は、大きく3つあります。
1つ目は、必要なときに相談できる距離感です。
私は、婚活も自分で考え、主体的に進めたいと思っていました。必要以上に干渉されるより、判断に迷ったときや、客観的な意見が欲しいときに相談したかったんです。
リングベルの「普段は自分のペースで進められ、必要なときにはしっかり支えてくれる」というスタンスが、自分に合っていると感じました。
2つ目は、20代でも始めやすい料金設定です。
結婚相談所は高額なイメージがありましたが、リングベルは感覚として「少し良いジムに通うくらい」の料金でした。
「まずはやってみよう」と思えたことも、最初の一歩を踏み出せた理由の一つです。
3つ目は、無料相談で感じた信頼感です。
無理な勧誘はなく、「入会するかどうかはご自身で判断してください」という姿勢に安心感がありました。
ここなら自分の意思を尊重してもらいながら活動できそうだと思えたのが入会の大きな決め手でした。
会えることが決まっているから、目の前の相手を知ることに集中できる
実際に結婚相談所で活動してみて、どのように感じましたか。
Sさん
結婚相談所では、申し込みが成立した時点で、お見合いで会えることが決まります。
会うまでの駆け引きに時間を使わず、実際に会って相手を知ることに集中できました。
また、お見合いから仮交際、真剣交際へ進む基本的な流れが決まっています。
お互いに「次に何を判断するのか」という共通認識があるため、関係を進めるうえでの意思決定もしやすかったと思います。
Tさん
私も、ルールが明確で、全員が同じ流れに沿って活動することは大きなメリットだと感じました。
短期間で多くの方と出会えますし、普段の生活では接点を持てないような職業や背景の方とも話せます。
相手の身元や結婚への意思がある程度確認された状態で出会えるため、安心して相手との関係に向き合うことができました。
「一人で進めたい。でも、一人きりは不安」── Tさんにリングベルが合っていた理由
実際にリングベルを利用して、特に良かった点を教えてください。
Tさん
リングベルを利用して特に良かったと感じたのは、レスポンスの速さと、必要なときにすぐ相談できる安心感です。
婚活では、お見合いの日程調整や、お相手の気持ちの確認など、担当者を通して進める場面がありますよね。
その際の対応が遅いと、お互いに前向きな気持ちがあっても、関係が止まってしまうことがあります。
リングベルでは、LINEで相談した際の返事が早く、お相手の気持ちを確認したいときにも、すぐに動いていただけました。
また、ただ背中を押すのではなく、必要なときにはフラットな視点から意見をもらえたことも良かったです。
普段は自分のペースで活動でき、迷ったときや本当に支えてほしい場面では、すぐに相談できる。
「一人で進めたいけど、一人きりは不安」という私にとってはリングベルの距離感が合っていました。
プロフィール写真から人柄が伝わってきた── お見合い前から気になっていた存在
お互いに「会ってみたい」と思った理由を教えてください。
Tさん
私からSさんへ申し込みました。
婚活では、プロフィール写真をとても大切に見ていたんです。写真には、その人の生き方や人柄が表れると思っていて。
Sさんのプロフィールには、楽団の皆さんに囲まれている団体写真がありました。30人ほどのメンバーの中心にSさんがいて、周りの方々が歓迎するように盛り上がっていたんです。
その一枚を見た瞬間、「こんなに周囲から愛され、必要とされている人なんだ」と自然に想像が膨らみました。
限られた枚数の中からどの写真を選ぶかにも、その人らしさが表れますよね。
Sさんの写真からは、どのような人たちに囲まれ、どんな関係を築いてきたのかまで伝わってくるようでした。
純粋に「この人に会ってみたい」と思いましたし、お見合い前から家族にも「今度、こんな人と会うんだ」と話していたくらい、印象に残っていました。
Sさん
最初は、「なぜ20代の方が35歳の自分に申し込んでくれたんだろう」と驚きました(笑)。
それがきっかけでプロフィールを開き、どのような方なのかを詳しく見てみたんです。
私は写真だけでなく、プロフィールの文章をよく読むタイプでした。相手がどのような価値観を持ち、何を大切にしているのかを確認することが多かったですね。
Tさんのプロフィールには、家族を大切にしたいという思いが書かれていました。それを前面に出している方はあまり多くなかったので、特に印象に残ったんです。
年齢や仕事などの条件面に加えて、とてもきれいな方だとも思いました。
プロフィール全体から、家族を大切にする誠実な人柄が伝わってきて、「ぜひ一度お話ししてみたい」と思い、お見合いをお受けしました。
初対面から、もっと話していたかった── 閉店まで続いた3時間のお見合い
実際に会ってみて、お互いの第一印象はいかがでしたか。
Sさん
最初の一言から、かなり印象に残りましたね。
私が先に席へ着いていたのですが、Tさんが来て席に座るときに、「どっこいしょ」と言ったんです(笑)。
あとから聞くと、その日はかなり疲れていたようでした。初対面でも飾らず、自然体でいる姿を見て、「面白い人だな」と一気に興味を持ちました。
その後、Tさんが最初に話してくれたのが、プロフィール写真のことだったんです。
それまでのお見合いでは、学歴や仕事について聞かれることが多くありました。一方、Tさんは写真を見て、「周りの方から愛されている人なんだと思った」と言ってくれたんです。
肩書きや条件ではなく、自分の人柄を見ようとしてくれた方は初めてでした。
「なんて素敵な人なんだろう」と、そこで特に惹かれましたね。
Tさん
Sさんは先にお店へ着いていて、外にいた私に気づくと迎えに来てくれました。
席まで案内してくださり、私が荷物を置いて座るまで待ってくれたんです。最初は、とてもスマートで誠実な方だと感じました。
お見合いの日程が決まるまで少し時間がかかっていたことについても、「遅くなって申し訳ありませんでした」と丁寧に伝えてくれましたね。
私が疲れていることが伝わったのもあったのか、話し始めると、お茶を持って真顔で「お疲れさまです」と乾杯してくれたんです(笑)。
先ほどまでのスマートな印象とは少し違う、不思議な一面が見えて、「なに、この人。面白いな」と一瞬で引き込まれました。
私は笑いながら乾杯していたのですが、Sさんは至って真面目でしたね。
話しているうちに、飲み物が空になるとお見合いが終わってしまいそうで、それが嫌だと思うようになりました。
「もう少し、この人と一緒にいたい」と感じ、氷が溶けてほとんど水になった飲み物を少しずつ飲みながら、時間を延ばしていたんです(笑)
結局、19時から話し始めて、お店が閉店する22時まで約3時間話していました。
初対面でこれほど長く話しても時間を感じなかったことに、自分でも驚きました。
一度離れて初めて、この人を失いたくないと気づいた
実は一度、交際終了を経験されたそうですね。
Tさん
はい。婚活期間の中で、自分自身を大きく見つめ直すきっかけになった出来事でした。婚活をただただ楽しく続けていた自分に、ハッと気づかされた瞬間でもあったと思います。
ただ、不思議とSさんを責める気持ちはありませんでした。
むしろ、「覚悟を決めきれなかった自分にも原因があったな」と考えていました。
交際が終わって初めて、Sさんが自分にとってどれほど大きな存在だったのかに気づいたんです。
家族も、交際終了を聞いてとても驚いていました。一度離れた経験はつらいものでしたが、あの出来事がなければ、自分の気持ちにここまで正直にはなれなかったかもしれません。
一度離れたからこそ、自分が本当に望んでいる結婚について改めて考え、「結婚できればいい」ではなく、「Sさんと結婚したい」。そう強く思うようになりました。
Sさん
当時は、別の方との交際が真剣交際へ進むことになり、Tさんとの交際を終了しました。
自分の中で特に気になっていたのは、実家の農業のことです。
これまでの会話の中で、Tさんがそのことをどこまで受け入れ、真剣に考えてくれているのか、確信を持てずにいました。
そのタイミングで、別の方から結婚や自分に対する気持ちをはっきり示してもらえたこともあり、当時はそのご縁を選びました。
ただ、その交際は真剣交際へ進んだあと、うまくいかなくなりました。
その経験を通して、自分が本当に結婚したい相手は誰なのかを、改めて考えることになったんです。
自分自身の不安や条件にとらわれるよりも、「この人と幸せな家庭を築きたい」と思える相手を選ぶ。
そして、その人と一緒に不安を乗り越えていくことの方が大切なのではないかと思いました。
言葉にできなかった思いをつないだ、リングベルのサポート
復縁までには、どのような経緯があったのでしょうか。
Tさん
交際終了を告げられてからは、もちろん色々と思うことはありました。ですが婚活を止めるつもりはなかったので、気持ちを切り替えて、すぐに次の出会いに向けて動きました。自分としては、気持ちの整理がついていなくても、手だけは動かしてお見合いの申し込みを続けていたんです。そんな中でリングベルの担当コンシェルジュさんが、すぐにオンラインで話を聞いてくださいました。
自分でもまだ何をどう考えればいいのか整理できていなかったのですが、担当コンシェルジュさんと一つずつ言葉にしていく中で、「やっぱりSさんと一緒にいたい」という自分の気持ちが、はっきりしていきました。
交際終了の直後にすぐ話せる時間をつくっていただけたことで、「自分は本当はどうしたいのか?」と、改めて自分自身と向き合うことができました。ただ慰めてもらうのではなく、自分で答えを見つけられるように一緒に整理してくださったことが大きかったです。
その後は、相談所同士で私たちの気持ちを丁寧につないでくださり、もう一度向き合う機会をいただきました。
普段は必要以上に干渉せず、自分のペースで活動させてくれる。
一方で、本当に支えてほしい場面では、すぐに時間をつくり、お相手の相談所とも連携して動いてくれる。
その両方があったことが、リングベルならではのサポートだったと感じています。
Sさん
別の方との交際が終了後すぐにカウンセラーさんを通して、Tさんの気持ちを知る機会がありました。
そこで初めて、「ここまで真剣に自分のことを考えてくれていたんだ」と実感したんです。
自分が思っていた以上に、実家のことや将来について考えてくれていたことも伝わりました。
交際中には見えていなかったTさんの覚悟を知り、「もう一度向き合いたい」という気持ちがはっきりしました。
直接話しているだけでは、お互いの気持ちをうまく伝えられないこともあります。
担当者の方々が間に入り、双方の思いを丁寧につないでくださったことが、復縁につながったと思います。
Tさん
一度交際が終了したことで、以前よりもお互いの気持ちを正直に話せるようになりました。
私自身も、「分かってくれているはず」と思うのではなく、自分の覚悟や気持ちをきちんと言葉にすることの大切さに気づきました。
つらい経験ではありましたが、今振り返ると、私たちの信頼関係を強くするために必要な時間だったのかもしれません。
指輪選びであらためて感じた、私を大切にしてくれる人
復縁後、特に印象に残っているエピソードはありますか。
Tさん
一番印象に残っているのは、婚約指輪を見に行ったときです。
大体の予算を決めて、まずは見に行ったのですが、結局その予算を大きく上回るものが一番気に入りました。
私の反応を見て、Sさんも前向きな反応をしてくれたものの、これから何かとお金もかかりますし、予算も決めていたので一度冷静になろうと思い、他のブランドも見に行くことを提案しました。
その時、私の気持ちを察したのか、普通なら「どれが欲しい?」と聞かれると思うのですが、Sさんは「どれが一番テンション上がった?」と聞いてくれたんです。
その言葉がすごく嬉しくて。「欲しいものを買ってあげる」というよりも、「私が一番喜ぶものを贈りたい」と考えてくれていることが伝わってきました。
そうやって、私の気持ちをいつも大切にしてくれるところが、Sさんらしいなと思いました。
指輪そのものももちろん大切ですが、それ以上に、Sさんの気持ちが込められていることが、私にとって何より嬉しいことでした。
だから贈ってくれた指輪は、Sさんの想いも一緒に詰まった、私にとって一生の宝物になりました
Sさん
何を選ぶかよりも、Tさんが一番笑顔になれるものを選んでほしいと思っていました。
正直、もともと想定していた予算の3、4倍にはなりましたが(笑)。
でもその指輪は一点ものだったこともあり、「Tさんが一番気に入ったものを今日逃したら、二度と同じものは手に入らないかもしれない」と思ったんです。
本当は見に行くだけのつもりでしたが、その日に購入を決めました。正直、ジュエリーに対して、「本当にそこまでの価値があるのかな」と思っていました。でも、品質やブランドの背景を知るうちに、「むしろこの内容ならお値打ちなのかもしれない」と考えが変わりました。もちろん、カードを切った瞬間、1人で青ざめていました(笑)。でも、そのあとTさんが毎日のように「ありがとう」と言ってくれるんですよ。それを聞くたびに、「一生『ありがとう』って言ってもらえるなんてことないですし、一日あたりにしたら1円もかからないな」と思うようになりました(笑)。Tさんが心から気に入ったものを選び、それを身に付けるたびに嬉しそうに笑っている姿を見られることが、私にとって何より嬉しいことでした。

少し不器用なくらいが、私たちらしいプロポーズ
プロポーズはいかがでしたか。
Tさん
すごく嬉しかったです。私はもともと、あまりこだわりがなくて、「二人で美味しいものが食べられたらいいな」くらいに思っていました。
でも、Sさんが「改めてきちんと渡したい」と言ってくれて、贈ってくれた指輪を一瞬返却したんです。いざ渡す場面になると、どうやら箱の開け方が分からず、「どういう形状なんだ...」と若干苦戦していて(笑)。無事に箱は開けられたのですが、開けられたことに満足したのか、一瞬時間が止まりました。その間に私は思わず自分で指輪を指にはめそうになっていました。お互いに笑ってしまって、映画のような完璧なプロポーズではありませんでしたね。でも、きれいに決まりすぎるよりも、一緒に笑い合えるプロポーズの方が、私たちらしかったと思います。交際終了を経験し、2回のお見合いを経て、決して順風満帆ではありませんでした。だからこそ、少しハプニングがあって、今では笑い話になっているようなプロポーズも、私たちらしい思い出になったと思っています。
Sさん
今思えば、かなり緊張していましたね(笑)。「女性には理想のプロポーズや演出があるものだから、それを叶えましょうね」という気持ちがあって、Tさんにも理想があるか聞いてみたんです。でも返ってきた言葉は、「特にない。指輪で満足したから」という答えでした(笑)。それでも、自分としては改めてきちんとプロポーズをして、指輪を渡したいという気持ちがありました。ですので、どちらかというと、自分が「プロポーズをしたい」と思って、このタイミングでこんな風にやります、と事前にTさんに伝え、プロポーズをやらせてもらいました(笑)。でも実際は、指輪の箱が開けられずTさんに開け方を教えてもらったり、指輪を自分でつけるのかとツッコまれたり、グダグダなプロポーズでした。ただ、サプライズでTさんへの気持ちを込めたメッセージプレートを用意していて、すごく喜んでくれました。それらも含めて、一緒に笑い合えたことが、今でも忘れられない大切な思い出になっています。
結婚するためではなく、「この人と結婚したい」と思える選択を
最後に、婚活中の皆さんへメッセージをお願いします。
Tさん
年齢や周囲の状況だけを理由に、焦って結婚相手を決める必要はないと思っています。婚活は、「この人でいいかな」と妥協して決めるものではなく、「この人と生きていきたい」「この人がいいんだ」と心から思える相手を見つけることが大切です。それは、結婚相談所でも、それ以外の出会いでも変わらないと思います。
ただ、考えているだけでは、自分にとって本当に大切なことは見えてこないこともあります。私自身、婚活を始めてさまざまな方と出会う中で、自分が大切にしたいことや、どんな相手と人生を歩みたいのかが少しずつ分かるようになりました。だからこそ、まずは一歩踏み出して行動してみること。そして、相手を探すだけでなく、自分自身と向き合うことも大切だと思います。私自身、婚活は人生の選択肢の一つという気持ちで始めました。結婚だけが幸せではないと思っていましたし、婚活も自分に合わなければやめるという選択があってもいいと思っていました。だからこそ、気負わず一歩踏み出せたのだと思います。「結婚するために相手を選ぶ」のではなく、「この人と結婚したい」と心から思える相手を見つけ、その人との関係にしっかり向き合ってほしいです
Sさん
入会前から覚悟や、自分自身が整っていることが必要なのかというと、理想ではありますが、私は必ずしもそうではないと思っています。特に男性は、好きな人を見つけたら勝手に覚悟が決まるものですよね。私自身も、最初から自分に自信があったわけでも、整った状態で婚活を始めたわけでもありませんでした。でも、さまざまな経験や出会いを通して、人を見る視点が変わり、少しずつ自分自身も変わっていきました。婚活では、傷つくことや遠回りをすることもあると思います。でも、そこで自分と向き合うことで、本当に大切なものが見えてくるのだと思います。もちろん、入会には費用もかかるので、そこでは決断も必要です。ただ、個人的には男性であれば「悩んでいるくらいなら、まずは行動して、しっかり活動していっぱい傷つきましょうね」と伝えたいです。たくさん傷ついて痛い目にあっていくと、自然と自分自身も整っていくものだと思います。実際に自分もそうでした。そして、その時に出会った相手こそが、自分にとって最高のパートナーになるのではないかなと思います。私自身、一度は「不安の少ない選択」をしました。でも、今振り返ると、結婚は「不安のない相手を探すこと」ではなく、「大切な相手と一緒に不安を乗り越えていくこと」なのだと思います。
だからこそ、失敗や遠回りを恐れず、自分の気持ちと向き合ってほしい。そして、「この人と一緒に人生を歩んでいきたい」と心から思える相手を選んでほしいです。

※本インタビューは、結婚相談所で活動し、ご成婚・ご入籍されたTさん、Sさんの実体験をもとに構成しています。発言の趣旨を損なわない範囲で、初めて読む方にも伝わるよう表現や構成を整えています。





